今、朝刊とZ会の月刊誌『Azest』を読み終わりました。
昨日は遅くまでPCでいろいろ作成してたので、
今朝は起きるのが遅くなってしまいました。
始業式が始まるまで僕は『夜と霧』を読んでいました。
新聞、『Azest』、『夜と霧』。
それぞれから学ぶべき教訓が多々ありました。
それぞれ深く付け加えたいことがありますが、
それは時間的に厳しいので、
忘れないうちに簡単にまとめておきます。
①生きる意味とは?
『夜と霧』によると、
私たちが生きる意味を問うのではなく、生きることが私たちに意味を問うのである。
これは非常に深い。訳がわからない。
「生きる意味とはつまり、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない。」
なるほどと思うだろうか?いつか時が経った時にまた読み直してみたいと思う。
『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル作 池田香代子訳 みすず書房出版
②リーダーとは?
基本的に僕の通う学校は、次世代のリーダーを育成することが目標です。
Z会員によると、
「本当のリーダーって人に仕える人のことじゃない?」と言われたらしい。
自ら率先して活動する人でなければ、誰もついて行きません。
もしかしたらリーダーは雑用さえも率先してやり、
それが楽しいと思える人かもしれません。
ただ命令しているだけではダメ。自分で動けるひとじゃないと。
③共同体と無償の愛。
Z会顧問・大阪大学名誉教授、加地 伸行先生の記事。
「ある共同体にいる人々を結びつけているものの根本は、無償の愛なのである。」
その典型が家族である。
他にも、昔の日本には地域共同体とか、様々なものがあったが、
そういった共同体は、現在の日本ではほとんど崩壊してしまったという。
崩壊原因は近代化らしい。
近代化で、機械や工業といった物的なものだけの模倣ならよかったが、
精神的なもの、思想的なものまで、丸ごとまねすることに原因があるらしい。
無償の愛は重要であろう。のちのち考えていきたい。
④最後に、薬害の記事や乳ガン再発予防の薬について記事を読んで。
二つにある共通点は、日本の薬に対する対応の遅さだ。
サリドマイドについてはこう書かれている。
「各国が販売をやめたが、日本では販売中止や回収が遅れ、被害者が増えた。」
薬害エイズについては、
「その当時から非加熱血液製剤が危険なことを知りながら必要な手を打っていなかったことなどが資料で明らかになった。」
抗ガン剤ハーセプチンが、手術後の再発予防に使えるようになったことについて。
非常にいいことだが、
「だが日本の申請時期は、欧米より9ヶ月遅れた。書類の和訳や日本独自の解析などを求められたのが主な要因とみられる。」とある。
ほかに、
「日本は先進国の中で、最も承認が遅かった国の一つ」や
「適応拡大が認められるまでの間に再発した患者もいる。こうした患者のことを国は考えるべき」など。
まあこれは重要なことだと思う。
そんなこんなで長くなってしまった。
これらに加えて、「医師の労働時間」についても書きたいが、これは別の機会に書くとする。
久しぶりに長い文章を書いて、タイピングがうまくいかないことに気づいてしまった。
では、また^^
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