僕の学校は、幸運なことに、小論文の授業が毎週水曜日にあります。
なかなかそんな学校はないのでは?
でも授業はノートをとるほど板書をしません。
ということで、毎週小論文の授業をブログの記事として保存しておきたいと思います。
そうすれば、多少なりとも読者の役に立つだろうを思います。
今週は、先週の「小論文とは何か」に続けて、「小論文の書き方」書きます。
授業が始まると、まずある文章を読まされました。
河合雅雄の『進化におけるはみだし者の役割』の一部です。
先生が伝えたかったことは、
この文章が「具体例」、「展開」、「意見」の順で書かれているということです。
多くの文章がこういった形でかかれていることが多い。
なぜならこのように書くと、論理的に文章が成り立っているように見えるからだ。
だから僕たちが書く小論文のこのように書くのがよい。
①具体例
②展開
③自分の意見
そして0番目として、問題提起をおいてもよい。
そうすれば、起承転結が成立する。
(例)
~とはなぜだろうか、どうして~なのか(問題提起)
それに対して~という具体例が挙げられる(具体例)
これは~ということである。ここから~だということがわかる(展開)
よって私はこう考える。だから私は賛成/反対である(意見)
しかしここで注意点がひとつある。
書くのは、①→③と順番通りだが、
考えるのは、③→①と逆である。
理由は前回のイメージが頭に入っていれば明瞭である。
自分の意見をしっかりとまず持ち、それを裏付ける形で具体例をつけなければいけないからだ。
つまり、課題文が与えられたとき、まず最初に賛成か反対かを決める。
まず決めるのだ。
その後、理由を考える。もちろん理由がなければ意見は決められないが。
そしてそれを裏付けるような具体例をだす。
ホントはそれに対する反対が必ずでてくるんだけど、
その対処についてはまだ何も言われてないかなぁ。
とにかく今回は、
小論文には順序があるが、その順序とは逆から考えていくべきである、
ということでした。
では、また^^
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